人気ブログランキング |

ワレ、ブレルナ、カレ

2006年 05月 27日 ( 1 )

おばあちゃんへ

            愛を

ある夜 突然の旅立ち 悲しみを苦しみを 何もかも捨てに
暗い寒い此の海へ

どんなに貧しくても どんなに愚かでも 愛が ほんの少しの愛があれば
生き返るものを  あぁ

涙を拳で払ひ払ひ 声をかんでかんで しばれる夜も
ラウスの飛沫に濡れて

君には愛を 君には光を ギラギラ輝く太陽を
君の胸へ 君の心へ送ろう 急いで送ろう

                            作者 和田嘉津

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3日前の水曜日、母方の祖母が亡くなった
92歳だった

ちょうど先日の母の日の頃
おばあちゃんのことが頭に浮かんだ
母の母だからだろうか
いや、ふいに懐かしい言葉や思い出がよみがえったのだ

『大輔君、写真を撮ってばかりじゃあかんぞ
自分のまなこに焼き付けなきゃ、あかん』
幼心に、目の前の景色や世界は
自分のその目で確かめなきゃだめなんだって
そう教えられた気がした

NHKのテレビに出ていた科学者の竹内均氏が
大好きだったな
宇宙の話しに目を輝かせていた
まるで少女のように

平成4年、今から14年前に
一通の手紙が届いた
僕が音楽を志している事を知って、
三編の詩を作って送ってくれたのだ
それに曲を付けて欲しいと...

『いつか、きっとね』

約束を果たせぬまま
あちらの世界へ
出かけてしまったおばあちゃんへ

『ごめんなさい、そして今度は必ず....』

冒頭の詩は、祖母が作ってくれた三編の詩のうちの一つです
母の日に真っ先に頭をよぎったのは
この詩の一節
『ラウスの飛沫に濡れて』という部分でした

『晩年は大変だったけど
きっとしあわせだったよね?

ここ何年も会えなかった事が
今となっては本当に残念です

さっきもらった手紙を押し入れから
探し出したよ

読み返してみて、あなたのDNAを確実に受け継いでいると
改めて実感しました

どうぞ安らかに...そしていつかまた会う日が来たら
この歌を一緒に歌いましょう』
by bureruna | 2006-05-27 01:54



すべてを君に     玉木大輔
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
リンクしています
Twitter
以前の記事
その他のジャンル