だいぶ仕事も落ち着いた。
やっぱりというか、それ見た事かというか、
あれだけ無くなった商品も少しずつ揃い始めたではないか。
ガソリンですら、もうそんなに並ばなくても
買える所まで来ている。
並ぶぐらいならあきらめるでやってきたから、
あの愚かな競争に参加せずにすんだ。
化石燃料。
この世界は頼り切っている。
かく言う私もそれ無しでは仕事が出来ない。
まったく無くなった訳ではなく、
供給が滞っただけでこのパニック。
街中がイライラしているし、
あちらこちらで喧嘩があったとかいう話しを聞いた。
治安が良いのが自慢のこの国で...。
もし...
「すいませーん、全世界で品切れでーす。
産出される事はもう二度とありませーん」とかなったら...
恐ろしい...
戦争とか紛争とかあれこれ責任のなすり合いをする前に、
生活を過去へとシフトダウンするか、
未来の新エネルギーでも開発するか、
何となく待ったなしのようにも思える...
宅急便。
仙台への荷物の取り扱いが始まったので、
早速水野君の所へ、ブレルナ救援物資を送る。
食品をね、それが一番大変だろうから。
ネコさんよろしくお願いします。