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えっ...、なんでこんなところに水たまり...。
突っ込んだ足を上げる。
己の反射神経を信じたい。
信じたいが、じわじわと
靴下が濡れているのが
分かった時の敗北感。
あ〜ぁぁぁ。
足下注意。
そして、あわてていると
ろくな事は無い。
これは何かの比喩とかではなく、
今朝のリアルストーリー。
いくら俺でもネタのために
そんな事しない。
正確に言うと、
工場の外階段を二階に上がった
ドアの入り口の前。
衛生上のための小さな水槽に
足を突っ込む。
朝一番から、ちょっぴりブルーになる。
今日も、良い天気だったので、
仕事先のご年配の方が、
「こんな日は仕事なんかする日じゃないね」と
おっしゃった。
「えぇ、まったくで。遊びに行きたいっす」
と、返答する私。
常套句というか、こんなやり取りが、
何気なく良いもんだなと思う。
まあその後に、足を水に突っ込むんだけどさ。
今晩は、晩飯作りに没頭する。
メニューは作りながら変化を繰り返し、
出来上がる。
音楽を作るより集中しているかもしれない。
いや、やっぱり同じくらいって事にしよう。
これから食べるが、美味いであろう事、明白。
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